2026年7月28日(火) 更新: 2026-07-28

AI TIMES

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企業のAI活用事例のニュース

日本企業を中心に、会社が生成AIをどう業務に入れたかを公式プレスリリースと逐語照合して要約した事例一覧。削減時間・利用回数などの数値は一次情報に実在するものだけを載せます。

MONOist ・ 2026-07-28

イーソル、AIエージェントが車載アプリを動的に生成する仮想実験場を公開

イーソルは自社イベント「eSOL Technology Forum 2026」で、AIエージェントと人・車両が対話するための仮想環境「eSOL AI Mobility Sandbox」を披露した。AI定義型車両(AIDV)に向けて、必要なアプリをその場で生成・実行させる想定の実験場になる。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-27

MIXI、新卒エンジニア研修の資料と動画を無料公開 — 全12科目すべてが「AI活用を前提」

MIXIは7月27日、2026年度入社の新卒エンジニア向けに実施した技術研修の資料と一部のアーカイブ動画を公開した。Git・コンテナ技術・セキュリティ・モバイルアプリ開発・データ活用など全12科目で、2026年度から2日間に拡充したAI研修(LLM・AIエージェントの実践)も含まれる。同社は全12科目を「AI活用を前提とした研修プログラム」と説明し、AI研修に限らず各科目で自社エンジニアが実務でどうAIを使っているかを解説したとしている。

The Verge(404 Media報を引用) ・ 2026-07-24

Patreon、従業員の20%・約93人を削減 — CEOは「AIが人を置き換えると考えているからではない」

The Verge(404 Media報を引用)によると、Patreonは従業員の20%・約93人を削減する。ジャック・コンテCEOは社内メモで、この変更は「AIが人間を置き換えると私たちが信じているからではない」としつつ、AIがテック業界を「根本的に変えた」と述べている。★AIを理由に挙げた2026年のテック人員削減が積み上がる中、「置き換えではない」と明示しながら削減するという説明の仕方が目につきはじめている。

キーマンズネット(元経産省・小池明氏へのインタビュー) ・ 2026-07-24

中小企業が生成AIでハマる「あるある課題」5つ — 元経産省の専門家が乗り切り方を解説

キーマンズネットの読者調査に寄せられた中小企業の生成AIの悩みから代表的な5つを取り上げ、経済産業省・中小企業庁でデジタル活用支援に携わった小池明氏が対処法を答えた記事。現場で実際に詰まっている論点に絞って整理されている。★大企業の派手な導入事例より、人と予算が限られた企業がどこで止まるかのほうが、多くの読者の実情に近い。

ITmedia NEWS ・ 2026-07-24

スーパーの「生成AIポップ」が物議 — 看板広告で知られるきぬた歯科院長は「これはアリ」

スーパーの青果売り場に並んだ、生成AIで作ったとみられる派手な商品ポップがX上で物議を醸し、「見づらい」との声が相次いだ。一方、看板広告で知られるきぬた歯科のきぬた泰和院長は「これはアリ」と評価しているとITmediaは伝えている。★生成AIが現場の販促物に降りてきた段階で、品質の基準を誰がどう決めるのかという実務上の問いが表に出た事例。

@IT ・ 2026-07-24

明治安田生命、システム開発の工数見積もりをAIエージェントへ — PoC完了、2026年度中に全社本番運用へ

明治安田生命保険は、限られた有識者に頼らざるを得なかったシステム開発工数の見積もりを、Salesforceの「Agentforce」で構築したAIエージェントに任せる仕組みのPoCを完了し、本番運用に向けた準備フェーズへ移行した。チャットで開発内容を入力するとAIが開発要素を推定し、Salesforce上に蓄積してきた過去の類似案件を検索して、類似度に応じて工数を算定する。担当者の業務負荷が減っただけでなく、要件が固まっていない案件でも対話を通じて要件を洗い出せる効果を確認しており、2026年度中の全社本番運用を目指す(セールスフォース・ジャパンが6月15日に発表した事例を@ITが7月24日に詳報)。

EE Times Japan ・ 2026-07-23

三菱電機とソニー、AIビジョンセンサーの新会社「Advanced Vision Solutions」設立へ — 出資比率60:40、10月に事業開始

三菱電機とソニーセミコンダクタソリューションズは、製造業向けAIビジョンセンサーソリューションを開発する合弁新会社を横浜・みなとみらいに設立すると発表した。出資比率は三菱電機60%・ソニー側40%で、2026年10月から事業を始める。三菱電機のFA制御ノウハウとデジタル基盤「Serendie」に、ソニーのイメージセンサーとエッジAI技術を組み合わせ、イメージセンサー上でAIが映像を解析するセンサーで製造現場の省人化・無人化を狙う。フィジカルAIの国内大型連合がまた一つ増えた。

MONOist ・ 2026-07-23

三井不動産、データセンターに累計6,000億円超を投資へ — 稼働3棟+開発中7棟、「産業デベロッパー」宣言

三井不動産は7月23日の事業説明会で、物流施設の供給にとどまらない「産業デベロッパー」への領域拡大を打ち出した。生成AI・クラウドの需要拡大を受け、データセンター事業に累計6,000億円超を投資する(これまでの累計投資は3,000億円超・稼働3棟に加えて7棟を開発中、インド展開も)。物流事業は88物件・累計総投資約1兆4,000億円に達しており、AIインフラが不動産大手の次の柱に格上げされた形。

ITmedia NEWS ・ 2026-07-22

ロッテ、顔写真から「ビックリマン風」キャラをAI生成→グッズ化 7月29日開始

ロッテは7月22日、生成AIサービス「ビックリマンAIグッズメーカー」を7月29日正午に開始すると発表した。顔写真をアップロードするとAIがビックリマンの世界観のキャラクター画像を生成し、名刺(200枚7700円〜400枚1万5400円)やTシャツ(4980円)などのグッズを注文できる。2025年12月の第1弾「AI名刺メーカー」は1日400セットの限定枠が連日完売し平均4〜5分で売り切れており、今回はその対象をグッズへ広げた第2弾にあたる。

OpenAI(公式導入事例) ・ 2026-07-22

NTTデータ、障害分析を30分に短縮 — ChatGPT EnterpriseとCodexを9,000人規模で展開

OpenAIは7月22日、NTTデータグループの導入事例を公開した。同社は ChatGPT Enterprise と Codex を9,000人の従業員が使える形で展開し、業務の自動化と並行して、障害(インシデント)分析にかかる時間を30分にまで短縮したという。安全性を保ったままAI利用を全社規模へ広げた国内大手SIerの事例で、AIコーディングエージェントが開発だけでなく運用(障害対応)の現場に入った実例でもある。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-22

メルカリ、自社のAI活用を明かす動画13本を公開 — 「なぜCTOがCHRO兼CAIOになったのか」

メルカリは7月22日までに、7月8日開催のイベント「Mercari AI Career Fes 2026」全13セッションのアーカイブ動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。基調講演では、木村俊也CTOが6月1日付で最高人事責任者(CHRO)と最高AI責任者(CAIO)を兼務することになった背景と今後の展望を本人が説明している。エンジニア組織でのAI活用や、AIを安心・安全に使うためのガバナンスの取り組みを紹介する動画も含まれ、国内大手の「AI前提の組織設計」を一次資料で追える数少ない事例。

TechCrunch(Layoffs.fyiのデータを引用) ・ 2026-07-22

Monday.com、従業員の20%・約630人を削減しAIへ集中 — 2026年のテック人員削減は12.2万人超

イスラエルの業務ソフト大手Monday.comが、従業員の20%にあたる約630人を削減すると発表した。「より無駄のない、集中した運営モデル」を支えるためとし、同社が中核に据える「AI Work Platform」(ノーコードのアプリビルダー、カスタマイズ可能なAIエージェント、ワークフロー自動化、レポート生成チャットボット)への投資に絞る。再編に伴う費用は4,500万〜5,500万ドルを見込む。★Layoffs.fyiによれば2026年のテック業界の人員削減は12万2,000人超で、今年は記録的な78%の企業が「AIへの再集中」を理由に挙げている。

ITmedia ビジネスオンライン(矢野経済研究所・クォンツリサーチへの取材) ・ 2026-07-22

矢野経済研究所、Claudeと自社市場データを組み合わせた新規事業アイデア創出「AIDEL」 — 「30分で100案」、3年後に5億円規模を目標

市場調査大手の矢野経済研究所が、AnthropicのClaudeと自社の市場調査データを組み合わせた新規事業アイデア創出支援サービス「AIDEL」を発表した(ITmediaが7月22日に報道)。システムの設計・構築・運用はクォンツ・リサーチが共同開発パートナーとして担う。狙いは、役員を長時間拘束するブレインストーミングで膨らむ「隠れ人件費」の削減で、「30分で100のアイデア提案」を掲げる。★特徴は参照データを「自社がリサーチした非公開の一次情報と特許情報のみ」に限定したクローズド構成で、同社はこれによりハルシネーションが起こり得ない仕組みだと説明する(自社説明・第三者検証なし)。ヒントカードを選んで実行するだけで、概要・事業性評価・市場分析を含む「アイデアシート」を自動生成し、市場規模・成長性・実現可能性などから5段階の総合評価スコアを付与する——社内の反対を説得する客観的根拠として使える点を実務上の武器と位置づける。料金は月額固定+ライセンス+従量課金で、水越孝社長は「3年後に約5億円のビジネス規模」を目標に掲げた。★国内の調査会社が自社データ資産をAIの参照元に変えて売る形は、『AIに一次情報を持たせて差別化する』典型例として参考になる。

OpenAI(公式発表) ・ 2026-07-21

OpenAI、中小企業向け「ChatGPT for small business」プログラムを開始

OpenAIは7月21日、中小企業・個人事業主を対象にした「ChatGPT for Small Businesses」プログラムを開始した。起業家がAIスキルを身につけ、業務を自動化し、ChatGPT Work を使って事業を伸ばすことを支援する枠組みとしている。大企業向けの導入支援が中心だったAIベンダーが、少人数の事業者を明確な顧客層として名指しし始めた動きにあたる。

ITmedia NEWS(Publickey 2026-07-21掲載記事の転載) ・ 2026-07-21

企業向けAIツールの成長率トップはAnthropic、アカウント数最多はMicrosoft 365 — 57%の企業が複数AIを併用(Okta調査)

Oktaが、同社サービスを使う2万社以上の匿名化アクセスデータに基づく企業のAIツール利用実態調査を発表した。2022年6月〜2026年6月の4年間の企業アカウント純増数に基づく成長率は、1位Anthropic(=100)、2位OpenAI(66.9)、3位Google Workspace(59.8)、4位GitHub(56.6)、5位Cursor(42.4)で、Anthropicが飛び抜けて高い。アカウント数の絶対値ではMicrosoft 365が最多で、2026年1月以降はAnthropicの企業アカウント数が急伸する一方、OpenAIやCursorの伸びは緩やかになっている。★約57%の企業が2つ以上のAIプラットフォームを同時に使っており、用途で使い分ける「適材適所」が企業標準になりつつある。

ITmedia エンタープライズ ・ 2026-07-21

富士通・NVIDIA、ファナック/安川電機/川崎重工とフィジカルAIで協業検討 — 工場・物流・ヘルスケアから社会実装

富士通が産業用ロボット大手3社(ファナック、安川電機、川崎重工業)およびNVIDIAと、フィジカルAIの社会実装に向けた事業検討を始めると発表した。柱は3つで、①富士通主導で「ソブリン性(データやシステムを自国・自組織で管理統制できること)」を確保した協調制御基盤を開発、②各社の技術を持ち寄った基盤の共通化・オープン化、③工場・物流・ヘルスケアの3分野での社会実装。NVIDIAの世界基盤モデル「Cosmos」やOmniverse/Isaac/物理エンジンNewtonを組み合わせ、シミュレーションの学習結果を実機に落とす「Sim2Real」を目指す。★競合するロボット大手3社が同じ基盤に乗る形で、背景には製造業の労働力不足と熟練技術者の減少がある。

IPA公式(テクニカルウォッチ・調査PDF逐語確認)/ @IT ・ 2026-07-21

業務AI利用者の7割超が「経験3年未満」、最大の不安は情報漏えい — IPAが2,000人意識調査

IPA(情報処理推進機構)が6月1日に公開した意識調査(2026年3月13〜24日実施・大企業/中小×製造/非製造の4象限各500人=計2,000人)を@ITが7月21日に報じた。業務でAIを使う人の70%以上が経験3年未満で、2025年以降に使い始めた人が30%を占める急速な普及の一方、最大の課題は「職場全体で知識・スキルが足りない」(前回比7%減の54.4%)と「知識・スキルの情報がない」(10%増の54.9%)——スキルは上がったが情報が追いつかない構図。信頼性への不安では情報漏えいが突出し(「非常に大きい」14.9%+「やや大きい」38.7%)、AI悪用によるサイバー攻撃への不安は前回比7%増。新設問では「AIで一部の業務がなくなる・変わる」33.0%、「業務スキルが継承されない」38.5%が課題と回答した。

ITmedia AI+ / CNET Japan(数値は熊谷氏X投稿の自社公表値)/ GMO公式リリース ・ 2026-07-21

GMO「作業はAIに任せ、人はオフィスに集う時代へ」 — 在宅勤務廃止投稿を釈明、AIエージェント業務活用率約7割・1人月53.9時間削減を公表

GMOインターネットグループの熊谷正寿会長が7月21日、7月14日の「在宅勤務を完全廃止」投稿(表示765万件超)について「表現の過剰性」で誤解を生んだと謝罪し、真意は「AI時代におけるオフィスの価値再定義」だと説明した。廃止したのは「グループとしての推奨」で、介護・育児・通院など個別事情には柔軟対応するという。グループのAIエージェント業務活用率は約7割に達し、業務削減は1人あたり月53.9時間・グループ全体で月35.2万時間と自社公表(★数値は熊谷氏のX投稿ベースでITmedia・CNET Japanが報道。第三者検証なし)。組織面では7月13日に熊谷氏がグループAI変革最高責任者(グループCAIO)に就任、14日に「グループAI推進本部」を設立(いずれもGMO公式リリースで確認)— 2030年に従業員8,300人で平均年収日本一(2,100万円)を掲げ、「対面による創発と超高速意思決定」を原則出社の根拠に挙げた。

primeNumber公式リリース / MONOist(ITmedia) ・ 2026-07-17

「AIに期待」64.9%でも「明確な成果」は16.4% — primeNumber調査、成果企業はデータ基盤統合率が2倍以上

primeNumberが「AI・データ活用実態調査 2026」を公開した(2026年6月実施・企業のAI・データ活用担当373人・Webアンケート)。AI活用にビジネスの「劇的な変革」「大きな改善」を期待する割合は64.9%に達する一方、「明確な成果が得られている」は16.4%にとどまり約49ポイントの期待ギャップ。成果が出ている企業はデータ基盤を「全社で統合済み」の比率が26.2%とその他の2倍以上だが、全体では13.9%しか統合できておらず、生成AI・エージェント開発を優先投資に挙げた回答者の60.5%はデータ基盤整備をどれも優先していなかった。★MONOist取材によると製造業(103件)は「PoC・実証実験」止まりが26.2%と非製造業(15.9%)より10ポイント以上高く、原因は意欲でなく「モノ・暗黙知・工場ごとのオンプレ分断」というデータ構造の難しさ — エージェント導入ブームの足元で基盤投資が置き去りという構図。

@IT(ITmedia) ・ 2026-07-17

Gartner予測「2027年までに企業の40%が自律型AIエージェントを格下げ・廃止」— 導入した半数が“戦力外”に

調査会社Gartnerは、2027年までに企業の40%が導入済みの自律型(エージェント型)AIを格下げ、または廃止すると予測した。導入したAIエージェントの約半数が期待した成果を上げられず“戦力外”になりかねないという厳しい見方で、@ITはGartnerが指摘する「2つの失敗モード」を軸に、なぜ企業がAIエージェントを使いこなせないのかを解説している。★前週のGoogle Cloud調査(本番運用には83%がインフラ刷新が必要)と合わせ、AIエージェント導入の“熱狂”に冷や水を浴びせる警告として読める(@IT/ITmedia、2026年7月17日)。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-17

「買ったときが一番性能低い」ロボットへ — ソフトバンク×安川電機、寝ている間に上達する学習ループを実証

ソフトバンクの湧川隆次CTOは7月14日の「SoftBank World 2026」講演で、強化学習で使うほど賢くなるロボットへの転換を「大きなパラダイムシフト」と表現。形状が変わるワイヤハーネスの箱詰めを題材に、実機データ→NVIDIA「Cosmos」で合成データ生成→「Omniverse」で評価→実機展開のサイクルが自動で回る学習ループを安川電機と実証し、「寝ている間に学習して、今朝はさらに上手になっていた」(安川電機・久保田由美恵氏)。現場を判断するVLM(視覚言語モデル)はソフトバンクのインフラ側、動作を生成するVLA(視覚言語行動モデル)はロボット側で動かす役割分担。★ロボットが「経年劣化する機械」から「使うほど賢くなる機械」へ変わる転換点の国内実演(ITmedia AI+、2026年7月17日)。

MONOist ・ 2026-07-17

富士通、業務データから「AIエージェントチーム」を自動生成するMAAFを披露 — イオンフードスタイルと店長支援AIの実証も

富士通は7月14日、「Fujitsu Experience Day 2026」のメディア見学会で、社内規定や稟議書などの業務データを投入するとシステム自身が最適なAIエージェント構成案を自動生成するフレームワーク「Fujitsu Kozuchi Multi AI Agent Framework(MAAF、7月13日発表)」を披露した。デモでは稟議書から「契約特化」「稟議特化」など4つのエージェントチームが自動結成され、互いに確認し合って判定を下した。小売ではイオンフードスタイルと店舗運営支援AI(棚割りレイアウト生成・ポップ作成、プロトタイプ4エージェントを約10日で構築)の実証を7月に開始。★「人がエージェントを設計する」から「AIがチームを編成する」段階に進んだ国内事例(MONOist、2026年7月17日)。

ITmedia キーマンズネット ・ 2026-07-16

238社調査、現場が支持するAIサービスは「Claude」が最多 — 評価軸は"最新"より"成果"へ

キーマンズネットのIT製品・サービス認知度調査(2026年6月3〜29日・回答238件)で、企業が注目するAIサービスとして最も回答が集まったのは「Claude」シリーズだった。Claude Codeのコード生成力や「非エンジニアでも開発できるか」への期待、NotebookLMでの社内Wiki作成などの声が挙がった。選定で重視する点は「導入コスト」53.4%・「社内で定着・活用しやすいこと」50.8%で、評価軸が"最新技術か"から"自社業務で成果につながるか"へ移りつつあることを示す実データ。

ITmedia ビジネスオンライン ・ 2026-07-16

Anthropicと組んだNEC、森田社長が語る「4つの主権」 — 日本企業初のグローバルパートナー

NECは2026年4月、日本企業として初めてAnthropicのグローバルパートナーとなり、生成AI「Claude」を業種別ソリューション開発とグループ全社の標準基盤に据える。森田隆之社長はロンドンでの直接交渉から3週間で合意した舞台裏を明かし、「日本は欧州の轍を踏むな」とデータ主権など"4つの主権"を守る方針を強調した。日立・富士通に続く提携で、国産ベンダーがAIネイティブ化と主権の両立に動いている。

ITmedia ビジネスオンライン ・ 2026-07-15

Joshin、全事業所に顔認証の勤怠打刻を導入 — 「ピースサイン」で非接触打刻、パスワード忘れを解消

ITmedia ビジネスオンライン(2026年7月15日)によると、家電量販店のJoshinは全事業所の従業員向けに、NECの顔認証技術を使ったクラウド勤怠システム(Bio-IDiom Services+端末UBio-N Face Pro)を導入した。共用PCでのID・パスワード入力や打刻遅延、更衣前後の打刻や衛生面の課題に対し、ピースサインなどのジェスチャーで端末に触れず「出勤/退勤」を打刻できるようにした。★AIというより顔認証の実装だが、「更衣の前後の数十秒」という現場の摩擦を消しに行った点が“従業員に絶賛される”DXの手本。

ITmedia キーマンズネット ・ 2026-07-15

ユナイテッドアローズ、店舗の「売れた理由」を拾う独自AIエージェント「SMART」をAWSと共同開発

キーマンズネット(2026年7月15日)によると、273店舗を展開するユナイテッドアローズは、店舗スタッフの「なぜ売れたか」という気付きが週報では本部まで届かない課題を解決するため、アマゾン ウェブ サービス ジャパンと独自AIエージェント「SMART」(Store Manager Agent for Retail Tech)を共同開発した。現場の定性的な声をAIで整理し、売上データなど客観情報と組み合わせて本部の意思決定や他店舗への横展開に生かす狙い。★汎用モデルを買うのでなく「現場の暗黙知をデータに変える」自社特化エージェントを作った点が、小売のAI活用で差になりやすい。

TechCrunch ・ 2026-07-15

Anthropic×Blackstone、AI導入専業「Ode」を始動 — “次の1兆ドルはモデルでなく実装”に賭ける

AnthropicがBlackstoneやGoldman Sachsらと組み、企業へのAI導入を専門にする合弁会社「Ode with Anthropic」(評価額15億ドル、5月設立)を立ち上げた(TechCrunch、2026年7月15日)。買収したAIエンジニアリング企業Fractional AIを土台に約100人のエンジニアが顧客の業務に合わせたシステムを構築する。OpenAIも同様の『The Deployment Company』を持ち、フロンティアラボ各社が“良いモデルを出すだけでは企業顧客を取れない”と認め始めた形。★AI TIMESの見立て(価値は実装・保守にある)と重なる動き。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-15

孫正義氏「2040年に世界GDPの約2割がAI・AIエージェント100兆個」— SoftBank World 2026

ソフトバンクグループ孫正義会長が7月14日の「SoftBank World 2026」で、2040年には世界のGDP(3京7000兆円)の約2割をAI産業が占め、自律的に働くAIエージェントが100兆個、人型ロボットが10億台稼働するとの持論を示した。AI事業には年間800兆円規模の投資が必要とし、投資成果を3年先で測る指標「ROA(Return on AI)」を提唱。「AIが仕事を奪うのではない。AIを使う企業が使わない企業から仕事を奪う」と述べた。なぜ重要か: 国内最大級のAI投資家が示す長期シナリオで、経営のAI活用を促す象徴的メッセージ(ITmedia AI+、2026年7月15日)。

ITmedia NEWS(SoftBank World 2026) ・ 2026-07-14

「人手で2日かかる攻撃が25分に」— パロアルト、AIによる攻撃の高速化に警鐘

パロアルトネットワークスの染谷征良チーフサイバーセキュリティストラテジストが、7月14日のSoftBank World 2026の講演で、フロンティアAIによりサイバー攻撃の速度が「人手なら2日かかるものが25分」に短縮されていると指摘した。同社のインシデント対応部隊Unit 42が支援する年間1000件超の事案のうち約9割で攻撃者がアイデンティティ(ID・認証情報)を標的にしており、また対応事案の87%では攻撃の兆候がログに残っていたのにリアルタイムに検知できていなかったという。

ITmedia エンタープライズ ・ 2026-07-14

「AIエージェントの本番運用は既存インフラでは動かない」 — Google Cloud調査、83%がインフラ刷新が必要と回答

ITmedia エンタープライズ(2026年7月14日)が伝えたGoogle Cloudの調査(世界のIT部門リーダー1402人対象)では、83%が「本番運用レベルのAIエージェントを動かすにはITインフラのアップグレードが必要」と回答した。コスト増の主因は推論に伴う「推論税」(データ外部転送=egress、膨れ上がるストレージ、遊休ハードの料金)で62%が実感、81%が「運用の複雑さ」を隠れコストに挙げた。★PoCは動いても本番で費用が“消える”構造を数字で示しており、これから導入する企業が最初に読むべき警告。

ITmedia キーマンズネット(Eight EXPO 2026講演採録)/ 中外製薬公式 ・ 2026-07-10

中外製薬「社員1人にAIエージェント10体・全社で約10万個」構想 — 最大30%の生産性向上で2030年に研究開発成果の倍増へ

中外製薬のDX責任者・金谷和充氏がEight EXPO 2026(6月3日)の講演で全社AI活用の実像を明かした(ITmediaキーマンズネット7月10日採録)。独自基盤「Chugai AI Platform」は用途に応じて9種類のAIモデルを選べ、既に従業員の9割以上が利用・うち半数以上が毎日活用。将来は自律的に業務を自動化するAIエージェントを1人当たり10個・全従業員で約10万個まで管理・利用する構想で、「個々の作業の効率化で生産性+5%→エージェントをつなげたプロセス自動化で+15%→最大30%向上」という段階の試算を示した。全社AI基本戦略「Chugai AI Strategy」の3本柱(AI Everyday/AI Everywhere/AI Transformation)と「2022年比30%の生産性向上→創薬・早期開発(RED)領域へ投資増」は公式サイトにも明記。★国内製薬トップ級による全社エージェント構想の具体数値 — 「AIに期待65%でも成果16%」(primeNumber調査)の裏で、成果側の企業が基盤統合と段階目標をどう設計しているかの実例。

@IT ・ 2026-06-23

国内完結のAI推論基盤「ai& Inference」— 接続先1行の変更でコスト約80%減をうたう

2026年に日本で設立されたエーアイ・アンド(ai&)が6月23日、全ての処理を国内インフラで完結させるAI推論プラットフォーム「ai& Inference」の提供を開始した(@ITが7月24日に詳報)。ClaudeやGPTのAPI利用者は接続先を1行変えるだけで既存コードが動き、出力品質は同水準のままコストを約80%低く抑えられるとする。同社は今後3年間で国内に複数の100メガワット級AIデータセンターを建設する計画で、既に約3000億円の資金を確保しているという。★AI利用コスト・レイテンシ・データ主権という、海外モデルを使う日本企業の3つの制約を正面から狙った動き。

三井不動産(公式ニュースリリース) ・ 2025-12-23

三井不動産、ChatGPT Enterpriseを約2,000人の全社員へ導入 — 85部門・150名の『AI推進リーダー』が3か月で約500件のカスタムGPTを内製

三井不動産が2025年12月23日に公表した公式ニュースリリースによると、同社は2025年10月1日にOpenAI社のChatGPT Enterpriseライセンスを取得し、約2,000人の全社員へ展開した。特徴はトップダウンのライセンス配布ではなく“現場起点(ボトムアップ)”の体制で、全社85部門から選ばれた約150名の「AI推進リーダー」が主体となり、利用開始から約3か月で約500件の「カスタムGPT」(プログラミング不要で作れる部門・業務専用アシスタント)を運用している(2025年12月23日時点)。全社員対象のChatGPT Enterprise研修には延べ1,300人が参加。ユースケース例として物件情報の参照・要約、経理処理アシスタント、プレスリリース下書き支援などが挙げられている。さらに内製AI開発環境(Microsoft Azure上)で「社長AIエージェント」(2025年12月に全社トライアル利用を開始)「DX本部長AIエージェント」「資料自動生成AI」など自社特化のプロダクトを開発し、カスタムGPTとの両輪で今後全社で業務削減時間10%以上を目指すとしている。★ライセンスを配って終わりにせず、各部門の実務を理解した150名のリーダーが“使える形”のGPTを量産する体制に投資している点が、生成AIを導入しても使われない組織との差になりやすい(=現場が自分でツールを作る)。

パナソニック コネクト(公式プレスリリース) ・ 2025-07-07

パナソニック コネクト、社内AI「ConnectAI」で年間44.8万時間を削減 — 効いたのは『質問』より『作業を頼む』使い方

パナソニック コネクトが2025年7月7日に公表した公式発表によると、主要3社の大規模言語モデルを使って自社開発したAIアシスタント「ConnectAI」(2023年2月に業務利用を開始)は、2024年の1年間で44.8万時間(前年比2.4倍)の労働時間削減を達成した。利用回数は240万回(前年比約1.7倍)、1回あたりの削減時間は平均28分(画像を使う用途では36分)、社員の月間ユニークユーザー率は49.1%(前年比14.3ポイント増)。同社は削減が大きく伸びた要因を、AIの使い方が答えを『聞く』段階から、コード全体の生成・リファクタリング/作業手順書や各種基準の作成/資料レビューやアンケートのコメント分析といった作業を『頼む』段階へシフトしたためと説明している。★数字が伸びたのは利用人数を増やしたからではなく“任せる作業の重さ”を上げたためで、生成AIを社内に入れても効果が出ない組織との差はここに出やすい。

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