2026年7月24日(金) 更新: 2026-07-24

AI TIMES

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速報
本日の一面 ・ TOP STORY

Microsoft、GitHub CopilotとExcelを自社モデル「MAI」へ — 「フロンティアの能力は飽和した」

Microsoftが7月23日、GitHub CopilotとExcelで、これまでOpenAIやAnthropicの大きなモデルが担ってきたタスクを自社の小型モデル「MAI」へ移していると公式ブログで明かした。6月に投入したMAI-Code-1-Flashは、VS Codeでのコード採用率がGPT-5.4 MiniやClaude Haiku 4.5より約10%高く、トークン消費量の中央値は約10%少ない。Excel向けに追加学習したモデルは「よく使われるタスクではGPT-5.6と同等」で、最新世代のアクセラレータを要さずH100/A100世代のGPUでも動くため展開コストが大幅に下がるという。同社はCopilot Chat・Outlook・PowerPointにも同じ手法を広げており、ナデラCEOはフロンティアモデルを捨てるのではなく「必要な用途にはフロンティア、飽和した能力は安価な専用モデル」と使い分ける考えを示している。★これは価格表の読み方そのものを変える動き——「いちばん賢いモデル」を選ぶ競争から、「タスクごとに一番安く足りるモデル」を選ぶ競争へ。AI相場の見方は /soba/ を参照。

公開 2026-07-23出典 Microsoft AI (公式ブログ)
企業のAI活用
@IT ・ 2026-07-24

明治安田生命、システム開発の工数見積もりをAIエージェントへ — PoC完了、2026年度中に全社本番運用へ

明治安田生命保険は、限られた有識者に頼らざるを得なかったシステム開発工数の見積もりを、Salesforceの「Agentforce」で構築したAIエージェントに任せる仕組みのPoCを完了し、本番運用に向けた準備フェーズへ移行した。チャットで開発内容を入力するとAIが開発要素を推定し、Salesforce上に蓄積してきた過去の類似案件を検索して、類似度に応じて工数を算定する。担当者の業務負荷が減っただけでなく、要件が固まっていない案件でも対話を通じて要件を洗い出せる効果を確認しており、2026年度中の全社本番運用を目指す(セールスフォース・ジャパンが6月15日に発表した事例を@ITが7月24日に詳報)。

EE Times Japan ・ 2026-07-23

三菱電機とソニー、AIビジョンセンサーの新会社「Advanced Vision Solutions」設立へ — 出資比率60:40、10月に事業開始

三菱電機とソニーセミコンダクタソリューションズは、製造業向けAIビジョンセンサーソリューションを開発する合弁新会社を横浜・みなとみらいに設立すると発表した。出資比率は三菱電機60%・ソニー側40%で、2026年10月から事業を始める。三菱電機のFA制御ノウハウとデジタル基盤「Serendie」に、ソニーのイメージセンサーとエッジAI技術を組み合わせ、イメージセンサー上でAIが映像を解析するセンサーで製造現場の省人化・無人化を狙う。フィジカルAIの国内大型連合がまた一つ増えた。

MONOist ・ 2026-07-23

三井不動産、データセンターに累計6,000億円超を投資へ — 稼働3棟+開発中7棟、「産業デベロッパー」宣言

三井不動産は7月23日の事業説明会で、物流施設の供給にとどまらない「産業デベロッパー」への領域拡大を打ち出した。生成AI・クラウドの需要拡大を受け、データセンター事業に累計6,000億円超を投資する(これまでの累計投資は3,000億円超・稼働3棟に加えて7棟を開発中、インド展開も)。物流事業は88物件・累計総投資約1兆4,000億円に達しており、AIインフラが不動産大手の次の柱に格上げされた形。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-22

メルカリ、自社のAI活用を明かす動画13本を公開 — 「なぜCTOがCHRO兼CAIOになったのか」

メルカリは7月22日までに、7月8日開催のイベント「Mercari AI Career Fes 2026」全13セッションのアーカイブ動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。基調講演では、木村俊也CTOが6月1日付で最高人事責任者(CHRO)と最高AI責任者(CAIO)を兼務することになった背景と今後の展望を本人が説明している。エンジニア組織でのAI活用や、AIを安心・安全に使うためのガバナンスの取り組みを紹介する動画も含まれ、国内大手の「AI前提の組織設計」を一次資料で追える数少ない事例。

TechCrunch(Layoffs.fyiのデータを引用) ・ 2026-07-22

Monday.com、従業員の20%・約630人を削減しAIへ集中 — 2026年のテック人員削減は12.2万人超

イスラエルの業務ソフト大手Monday.comが、従業員の20%にあたる約630人を削減すると発表した。「より無駄のない、集中した運営モデル」を支えるためとし、同社が中核に据える「AI Work Platform」(ノーコードのアプリビルダー、カスタマイズ可能なAIエージェント、ワークフロー自動化、レポート生成チャットボット)への投資に絞る。再編に伴う費用は4,500万〜5,500万ドルを見込む。★Layoffs.fyiによれば2026年のテック業界の人員削減は12万2,000人超で、今年は記録的な78%の企業が「AIへの再集中」を理由に挙げている。

ITmedia ビジネスオンライン(矢野経済研究所・クォンツリサーチへの取材) ・ 2026-07-22

矢野経済研究所、Claudeと自社市場データを組み合わせた新規事業アイデア創出「AIDEL」 — 「30分で100案」、3年後に5億円規模を目標

市場調査大手の矢野経済研究所が、AnthropicのClaudeと自社の市場調査データを組み合わせた新規事業アイデア創出支援サービス「AIDEL」を発表した(ITmediaが7月22日に報道)。システムの設計・構築・運用はクォンツ・リサーチが共同開発パートナーとして担う。狙いは、役員を長時間拘束するブレインストーミングで膨らむ「隠れ人件費」の削減で、「30分で100のアイデア提案」を掲げる。★特徴は参照データを「自社がリサーチした非公開の一次情報と特許情報のみ」に限定したクローズド構成で、同社はこれによりハルシネーションが起こり得ない仕組みだと説明する(自社説明・第三者検証なし)。ヒントカードを選んで実行するだけで、概要・事業性評価・市場分析を含む「アイデアシート」を自動生成し、市場規模・成長性・実現可能性などから5段階の総合評価スコアを付与する——社内の反対を説得する客観的根拠として使える点を実務上の武器と位置づける。料金は月額固定+ライセンス+従量課金で、水越孝社長は「3年後に約5億円のビジネス規模」を目標に掲げた。★国内の調査会社が自社データ資産をAIの参照元に変えて売る形は、『AIに一次情報を持たせて差別化する』典型例として参考になる。

モデル・技術
Anthropic(公式Pricing) ・ 2026-08-31まで導入価格

Claude Sonnet 5、8/31まで導入価格 入力$2・出力$10 — 9/1から標準の$3・$15へ

Anthropicの公式価格ページによると、Claude Sonnet 5 は100万トークンあたり入力$2・出力$10の導入価格が2026年8月31日まで有効で、9月1日以降は標準価格の入力$3・出力$15に切り替わる(同ページ原文: introductory pricing of $2/$10 … through August 31, 2026, after which the standard pricing of $3/$15)。ただし同ページは Sonnet 5 が新しいトークナイザーを採用し『同じ文章でも約30%多くトークンを生成する』と明記しており、単価が下がっても実コストは表示ほど下がらない点に注意(Sonnet 4.6以前は旧トークナイザー)。

Microsoft AI (公式ブログ) ・ 2026-07-23

Microsoft、GitHub CopilotとExcelを自社モデル「MAI」へ切り替え — Excelの品質は「GPT-5.6と同等」

Microsoftは、GitHub CopilotとExcelでこれまで大きく高価なモデルが担ってきたタスクを、自社開発の小型モデル「MAI」へ移していると公式ブログで明かした。6月に投入したMAI-Code-1-Flashは、VS Codeでのコード採用率がGPT-5.4 MiniやClaude Haiku 4.5より約10%高く、トークン消費量の中央値は約10%少ないという。Excel向けに追加学習したモデルは「よく使われるタスクではGPT-5.6と同等」で、最新世代のアクセラレータを必要とせずNVIDIA H100/A100世代のGPUでも提供できるため展開コストが大きく下がるとしており、同社はCopilot Chat・Outlook・PowerPointにも同じ手法を広げている。

TechCrunch ・ 2026-07-23

Transformer専用チップのEtched、評価額103億ドルに — Sequoia主導で3億ドル調達、7か月で倍増

ハーバード中退の3人が2022年に創業したAIチップ企業Etchedが、Sequoia主導のシリーズCで3億ドルを調達し、評価額103億ドルに達した。昨年12月の50億ドルから約7か月で倍増で、同社によればSequoia主導のシリーズCとして過去最高の評価額。a16z・SK hynix・Jane Streetらも参加した。「特定のLLM専用チップ」という見方に対し同社は、DeepSeekやQwenのようなMoE型も、Mambaのような非Transformer系も動くと説明。先月には自社チップの製造成功と受注10億ドル分を公表済みで、Transformer特化という賭けが市場に認められつつある。

TechCrunch ・ 2026-07-22

Uber創業者カラニックのロボティクス企業「Atoms」が17億ドル調達 — a16z主導、Uber自身も出資

Travis Kalanick氏のロボティクス企業Atomsが、Andreessen Horowitz主導で17億ドルを調達した。Ben Horowitz氏が取締役に就き、Bain Capital・Fifth Wallに加えて、2017年に同氏をCEO退任に追い込んだUber自身もラウンドに参加した。AtomsはCloud Kitchensの事業の上に作られた持株会社で、3月に重工業自動化のPronto(Anthony Levandowski氏が率いる)を買収済み。同氏は「製造がCPU・不動産がストレージ・輸送がネットワークという“原子のコンピュータ”を作る」と述べ、ロボットの共通基盤(ホイールベース)を狙う。

AMD公式プレスリリース ・ 2026-07-22

AMD、Anthropicへ最大50億ドルの戦略出資 — 「Helios」を最大2GW導入、最初の1GWは2027年上半期

AMDとAnthropicは7月22日(現地時間)、戦略的提携を発表した。AnthropicはAMDのラックスケールシステム「Helios」(GPU「Instinct MI455X」+CPU「EPYC」(開発コード名Venice)+Pensandoネットワーキング+ROCm)を最大2ギガワット規模で導入し、最初の1GWは2027年上半期に展開を始める。AMDはAnthropicへ将来的に最大50億ドルの戦略的株式投資を行うことを確約。複数年のエンジニアリング協業も開始し、ClaudeでAMD Instinct向けワークロードの最適化とROCm開発を加速するほか、AMD自身も開発・製品部門にClaudeを広く採用する。★AnthropicはAWSのTrainium・GoogleのTPU・NVIDIAのGPUに続く計算基盤の多様化で、前日のAMD×Microsoft(Azure)発表と合わせて「NVIDIA一強」の外に大手の選択肢が増えた——モデル価格(AI相場)を決める計算コストの土台が動いている。

TechCrunch ・ 2026-07-22

Google Cloud売上が前年比82%増の248億ドル — 「巨額AI投資は回収できるのか」への決算の回答

Alphabetが7月22日(現地時間)発表した四半期決算で、Google Cloudの売上が前年同期比82%増の248億ドルとなり、アナリスト予想(224.6億ドル)を大きく上回った(TechCrunch報道)。けん引したのは企業向けAIソリューションとAIインフラの採用で、未消化の受注残は5,140億ドルに積み上がった。全体売上は24%増の1,198億ドル、Geminiアプリの月間利用者は9.5億人(2025年Q4時点の7.5億人から増加)。年間の設備投資は1,800億〜1,900億ドル規模の見込みで、ピチャイCEOは「需要の指標は強く、力学は1年前より健全だ」と回収に自信を示した。★「AI投資はバブルか」の論争に、クラウドの実売上の急伸という具体的な数字が返ってきた形。

ツール・プロダクト
TechCrunch ・ 2026-07-23

Runway、生成メディア向けの「モデルルーター」を公開 — 品質・速度・コストの優先度で自動選択

Runwayは、開発者向けプラットフォーム「Runway Dev」で画像・動画・音声の生成モデルを自動選択する「Runway Media Router」を公開した。開発者が品質・速度・コストのどれを優先するかを指定すると、自社モデルと第三者モデルの中から最適なものを選ぶ仕組みで、同社はLLMでは一般的になったルーティングを生成メディア向けに作った最初の例だとしている。数週間前に無制限プランをトークン課金へ切り替えた流れと重なり、生成メディアでも「トークン単価で選ぶ」段階に入りつつある。

TechCrunch ・ 2026-07-23

Claudeの音声モードが刷新 — Opus/Sonnet/Haikuを選べるように、声からGmailやSlackの操作も

Anthropicは7月23日、Claudeの音声モードを更新した。従来はHaiku固定だったが、テキストチャットで最後に使ったモデル(Opus/Sonnet/Haiku)を既定で引き継ぐようになり、Gmail・Googleカレンダー・Slack・Canva・Notionなどの外部アプリを声から操作できる(会議の時間変更・メール下書き・文書作成など)。会話の自然さを上げたOpenAIの音声モードに対し、「声でツールを使って仕事を進める」方向での差別化。日本語を含む11言語に対応し、全ユーザーへベータ提供(無料ユーザーには利用制限あり)。

TechCrunch ・ 2026-07-23

「ChatGPT Health」が米国の18歳以上・全プランに開放 — 健康関連の質問は週3億件に

OpenAIは健康特化機能「ChatGPT Health」を、米国の18歳以上・全プランのユーザーに開放した。1月のテスト開始時に週2億3,000万件だった健康関連の質問はいま週3億件。Apple Healthなどのアプリ連携に加え、EpicやOracle Healthなどの医療記録も接続でき、専用ハブの外の通常チャットでも接続情報を踏まえた回答が可能になった(テスト中、健康質問の70%はハブの外で行われていた)。一方、発表の前日には「医師への相談を思いとどまらせる危険な助言をされた」とする訴訟が米国で起きており、拡大と安全性への視線が同時に強まっている。

TechCrunch ・ 2026-07-22

Substack、AI執筆検出を導入 — Pangram連携で「どこまで人間が書いたか」を読者に表示

Substackが、AI執筆検出ソフトPangramとの連携を発表した。アプリ上の投稿・コメント・返信のうち100文字を超えるものをスキャンし、人間が書いた割合とAIが書いた割合の推定を読者が確認できる。禁止や処罰が目的ではなく、書き手に「どう作ったか」の開示を促すもので、任意の「AI著者注記」の付与、公開前の自分の下書きへの実行、誤判定と思われるスキャンの報告・削除も認める。★短期的には自社プラットフォーム上のAI製ニュースレターを露呈させかねない機能を、あえて開示側に倒した点が異例。

ITmedia AI+ ・ 2026-07-21

Mac版「Claude Code」がiOSシミュレータと統合 — AIがアプリ画面を見ながら操作・検証・修正、パブリックベータ開始

Anthropicは7月21日(現地時間)、Claude CodeのmacOS版デスクトップアプリにAppleのiOSシミュレータとの統合機能をパブリックベータとして追加した(ITmedia AI+報道)。iOSアプリをビルド・実行すると会話パネルの隣にシミュレータが自動で開き、Claudeがスクリーンショットで画面を確認しながら操作・検証・修正を繰り返す。既存の「Computer Use」と異なりmacOSのアクセシビリティやスクリーンレコーディングの許可は不要。対象はPro/Max/Teamプラン(Enterprise対象外)で、最新版デスクトップアプリとXcode(iOSプラットフォーム入り)が必要、1セッション最大4台まで同時利用できる。★画面のスクリーンショットはAnthropicのサーバへ送信されるため、シミュレータ上で実アカウントにログインしないよう案内されている——モバイル開発の「見て・直す」ループがAI側に閉じる一歩。

ITmedia AI+(Anthropicの7月21日発表を報道) ・ 2026-07-21

Claude Coworkに「Record a skill」 — 画面録画+音声の説明だけで、AIに定型業務を教えられる

Anthropicは7月21日(現地時間)、AIエージェント機能「Claude Cowork」に、PCでの作業を画面録画しながら音声で解説すると、その内容を再実行可能な「スキル」に変換する「Record a skill」を実装したと発表した(ITmedia報道)。クリックやキー入力に加えユーザーの音声説明も記録し、Claudeが解析してスキル化する。スキルは「/file-expenses」のようなコマンド形式で保存され、次回以降は呼び出すだけで再実行できる。Pro・Max・Teamの各有料プランで、デスクトップアプリの「+」メニューから利用可能。★勘所=手順書もプロンプトも書かず「やって見せる」だけで定型業務を渡せる点で、業務移管のコストが「文章化できるか」に縛られなくなる。なおOpenAIのCodex(現在はChatGPTアプリに統合)にも同種の「Record & Replay」がMac向けに6月に実装済みで、ITmediaはこれへの対抗とみている。

規制・制度
@IT ・ 2026-07-24

Kimi K3論争が突き付けた「AIのサプライチェーンリスク」 — 性能と価格だけではモデルを選べない

@ITは、Moonshot AIの「Kimi K3」を巡る米政権の告発を、企業がAIを調達・運用する際の「サプライチェーンリスク」として整理した。①モデルの出自(学習データ・教師モデルの利用条件・ウェイトのライセンス)を確認できるか ②輸出規制や制裁がAPI提供停止に波及しないか ③特定モデルへの依存を減らすマルチモデル構成になっているか、を評価項目に加えるべきだと指摘する。なお蒸留そのものについては、Anthropicが2026年2月23日に公表した調査で、Moonshotが不正アカウント経由でClaudeと340万回超のやりとりを行ったと報告済み(DeepSeek 15万回超・MiniMax 1,300万回超を含め計1,600万回超・約2万4,000アカウント)。ただしこれは同年2月までの事象であり、7月1日公開のFable 5を蒸留したという今回の告発とは時期が異なる。

近畿大学 プレスリリース (@Press) ・ 2026-07-24

近畿大学情報学部、入試での生成AI利用を容認 — 総合型選抜の自己PR動画とプレゼン準備で

近畿大学情報学部は7月24日、令和9年度(2027年度)の総合型選抜入学試験で、自己PR動画の制作やプレゼンテーションの準備に生成AIを使ってよいという方針を明示した。アイデア出し・構成の検討・スライド作成での活用を認め、どう工夫して使ったかという経験自体も自己PRに活かせる。選考では利用の有無にかかわらず受験生自身の能力・思考・独自性を重視し、利用環境の差で不利にならないよう配慮するとしており、高校生から「入試で生成AIを使った開発経験を示してよいか」という問い合わせが寄せられたことが明示のきっかけ。方針を明記するのは同大では情報学部のみ。

The Verge ・ 2026-07-23

米議員が「AIキルスイッチ法案」を提出へ — 国土安全保障省が強力なAIの停止を命令できる仕組み

テッド・リュー下院議員(民主・カリフォルニア)とナサニエル・モラン下院議員(共和・テキサス)が、AI企業に自社システムの停止・減速・利用停止を実行する機能の実装を義務づける「AI Kill Switch Act」を提出する見通しだと報じられた(7月23日時点。Politico報道に基づくThe Vergeの記事)。商務長官と国家情報長官との協議を経て、10人以上の死者・1億ドル超の経済的損害・モデルが停止機能を隠そうとした場合などの「制御喪失」シナリオで、国土安全保障省が停止を命じられる内容。緊急停止命令への違反には1日あたり最大2,000万ドルの制裁が想定されているが、まだ成立した法律ではない。

TechCrunch ・ 2026-07-23

「Fableの蒸留でK3は作れない」— 米政権の名指し告発に、専門家が時間的な無理を指摘

ホワイトハウスのクラツィオスOSTP長官が「MoonshotはAnthropicのFableをコピーしてKimi K3を作った」と主張した件で、研究者から技術的な疑問が相次いだ。Laude InstituteのHancock氏は「Fableの一般公開は7月1日。蒸留してデータを集め、学習し、2週間で公開するのは時間的に不可能」、Allen InstituteのLambert氏は「蒸留がそれほど効くなら、K3やGLMのデータを蒸留すれば誰でも追いつけるはずだが、教師ありファインチューニングだけではそうならない」と述べる。Moonshotは学習過程への質問に未回答で、財務省も「透かし」の中身を説明しておらず、告発の技術的根拠は依然示されていない。

TechCrunch ・ 2026-07-22

米財務長官、Moonshotへの制裁に踏み込む — ホワイトハウスが「AnthropicのFableを大規模蒸留」と名指し

ベッセント財務長官が7月22日、中国AI企業への警告を一段強め「オープンソースは米国の知的財産の草刈り場ではない」とX上で述べ、産業規模の秘密裏の蒸留がIP窃取に当たれば制裁とエンティティリスト指定が選択肢だと表明した。直前にはホワイトハウスの科学技術政策長官マイケル・クラツィオス氏が、中国のMoonshotが米国モデルに対し大規模な蒸留を行ったと非難し、同社が中国企業への販売が禁じられているNVIDIA「GB300」搭載サーバーを入手し、タイでGB300にアクセスした疑いも挙げて輸出管理違反の可能性を指摘した。★ただしTechCrunchは、Fableの一般公開が7月1日である点を挙げ、Kimi K3が主にFableの蒸留で作られたとの見方に疑問を呈する専門家もいると伝えており、告発は現時点で立証されていない(Moonshotと財務省は同誌の取材に未回答)。

TechCrunch ・ 2026-07-22

「中国製オープンモデルは本質的に危険ではない」 — 禁止で最も得をするはずの米オープンモデル企業が反論

米国産オープンモデルを開発するArceeのルーカス・アトキンスCTOが、中国製オープンウェイトモデルは他のオープンソースソフトと比べて特別に危険ではないと述べた。「Arceeにせよ Alibaba にせよ、相手が自社環境で動かしているモデルに我々が何らかのアクセスを持つ方法は一切ない」とし、コーディングモデルにバックドアを仕込む攻撃も理論上は可能だが実現は極めて困難だと説明した。★中国モデルが禁止されれば最も利益を得る立場の企業が「禁止の議論ではなく、米国で良いオープンエコシステムをどう育てるかを議論すべき」と述べた点が、前項の制裁論と対をなす。

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Model & Price Indexas of 2026-07-24
モデル入力出力文脈直近
Claude Fable 5 Anthropic10501000K新規
Claude Opus 4.8 Anthropic5251000K新規
GPT-5.6 OpenAI5301050K新規
Gemini 3.1 Pro Google2121000K新規
Claude Sonnet 5 Anthropic3151000K新規
Gemini 3.6 Flash Google1.57.51000K新規
Gemini 3.5 Flash Google1.591000K新規
Gemini 3 Flash Google0.531000K新規
Claude Haiku 4.5 Anthropic15200K新規
Gemini 3.5 Flash-Lite Google0.32.51000K新規
Gemini 3.1 Flash-Lite Google0.251.51000K新規
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AIで稼ぐ 一覧 →
世の中で公開されている「AIで稼いだ」実例を集めています。金額はすべて本人の公開値で、各行から出典に飛べます。宣伝ではありません。
GMass SaaS・海外
Gmailの一括送信拡張(実質SaaS) — 収益化は公開の約1年後。1万有料ユーザーを目標に。
出典: Indie Hackers ↗
$130,000/月≈ ¥2015万/月
Closet Tools SaaS・海外
フリマ(Poshmark)出品の自動化 — 本業を持ちながら$12k MRR→独立。顧客がそれで“稼ぐ”道具。
出典: Indie Hackers ↗
$38,000/月≈ ¥589万/月
Leadmore AI(Richard Wang) SaaS・海外
RedditでのB2Bマーケを自動化するAIツール(関連subredditの発見・投稿・コメント) — 本人談で「Leadmore AI は現在$30k MRR超で急成長中」。作る前に1〜3か月ユーザー調査で需要を検証し、機能を1つに絞った最小MVPを約2週間で出す方針。集客はRedditでの発信+対話(売上であって利益ではない)。
出典: Indie Hackers(本人インタビュー) ↗
$30,000/月≈ ¥465万/月
Sleek(Mattia Pomelli) SaaS・海外
モバイルアプリのUIをAIとの対話で作る「vibe design」ツール Sleek.design — 既存の別デザインツールのコードを流用し約3週間でv1.0公開。広告費ゼロ・X/Redditのオーガニック発信のみで、公開から約1か月で$10k MRR到達(本人談・売上)。
出典: Indie Hackers(本人インタビュー) ↗
$10,000/月≈ ¥155万/月
CSS Scan 拡張機能・海外
任意要素のCSSをコピーする拡張 — 買い切りモデルでも累計10万ドル。
出典: Indie Hackers ↗
$100,000≈ ¥1550万・累計
Easy Folders 拡張機能・海外
ChatGPT/Claudeにフォルダ・検索を足す拡張 — 公開6か月で月商$3,700・累計$42,000。
出典: Indie Hackers ↗
$3,700/月≈ ¥57万/月
BlackMagic.so 拡張機能・海外
X(Twitter)の分析拡張 — 3か月で$60/月→さらに5か月で$3k/月。$400/月で会社を辞めた。
出典: Hacker News (Show HN) ↗
$3,000/月≈ ¥47万/月
IsTalk(けい) アプリ・国内
スマホアプリ「IsTalk - トーク分析」をAIコーディングツール(Cursor)で個人開発 — 「昨今のAI時代が苦手意識を変えた」としてAIエディタCursorで開発。iOS/Android合計60万DL超・App Storeランキング1位(2024年10月時点・本人公開。売上であって利益ではない)。
出典: note(本人の収益公開) ↗
iDM(ぶべ) SaaS・国内
Instagram DMを自動化するチャットボットツールを個人開発 — 本人が「月30万円弱のMRR(月間経常収益)」と公開(記事の表では約30万円)。自身のInstagram発信の実体験から開発し、口コミで拡散。海外の競合が月額$99〜$299のところ月額数千円で提供。IsTalk(¥250万)とLearning Next(初週¥3万)の中間=国内の“現実的な中位”の実例。自己申告(校長本人の事例記事・2026-04-06公開)。
出典: ShiftB(開発者本人の解説記事) ↗
Learning Next(とまだ) SaaS・国内
プログラミング学習サイトをCursorで個人開発 — 2025年6月15日リリース→リリースから1週間で約3万円(初週の売上。月次の継続収益ではない)。本人が見出しで『Cursorで作った個人開発アプリ』と明記。250万円級とは対照的に、小さく始めた現実的な初速の実例。
出典: note(本人の実体験記事) ↗
Klipy.ai SaaS・海外
営業のやり取り(メール/LinkedIn/会議)をAIが自動記録するCRM — MVPは本人が約3か月で自作 — MRRは5桁ドル($10,000以上・具体額は非公表)・世界約4,000社が利用・2026年末に$1.5M ARR目標(いずれも本人公表=自己申告)。COVIDで小売向け事業が破綻し借金→約6年で清算後、2024年11月に公開。買い切り優待(LTD)は利益でなく最初の100コアユーザー獲得の手段と割り切る戦略。
出典: Indie Hackers(本人インタビュー) ↗
01
事実だけ、意見なし
「すごい」「衝撃」は書きません。価格・日付・仕様という、誰が見ても同じになる数字だけを、必ず一次情報にリンクして載せます。
02
毎日、自動で照合
AIの価格や仕様は毎週変わります。人は追えません。ここは毎日、全項目を出典と突き合わせ直し、古い数字を放置しません。
03
日本と世界を、同じ紙面で
海外の速報は日本を拾わず、国内メディアは海外が遅れます。両方を1つの物差しで並べます。