記事 ・ AIで稼ぐ 事例 as of 2026-07-18

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AIで稼ぐ実例まとめ 個人開発者8人の収益公開【2026年7月】

結論から言うと、いま個人が「AIで稼ぐ」の主流は、AIが勝手に稼いでくれることではなく、AIコーディングツールで"小さな道具"を速く作り、月額課金や買い切りで売ることです。App Storeで月収250万円を公開したIsTalk(本人がAIエディタ Cursor で個人開発)から、Gmailの一括送信拡張で月商 約13万ドルのGMassまで、本人が金額を公開している実例には共通の「型」があります。

この記事では、本人が金額を公開している国内3・海外5の計8事例を月商の降順で早見表にし、それぞれの手法・課金モデル・出典を整理します。あわせて見落としやすい落とし穴(公開額の多くは「利益」でなく「売上」/伸びるのは上澄みだけ)も書きます。数字はすべて本人の公開値で、2026年7月18日時点で出典を取得して確認したものです。

AIで稼いだ実例 早見表(8事例・2026年7月)

まず全体像です。いずれも本人が金額を公開している事例で、月商(または月商相当)の降順に並べました。「何で稼いだか」を見ると、多くがChrome拡張・スマホアプリ・ニッチSaaSで、自分の実体験の不便を解いた小さな道具という共通点があります。

事例何で稼いだか課金モデル公開額出典区分
GMass(海外)Gmailの一括送信拡張(実質SaaS)サブスク $7〜20/月月商 約$13万(≈2,000万円)Indie Hackers
IsTalk(国内)トーク分析アプリ(Cursorで個人開発)サブスク+広告月商 約250万円note(本人)
Closet Tools(海外)フリマ(Poshmark)出品の自動化サブスク $30/月月商 約$3.8万(≈570万円)Indie Hackers
Easy Folders(海外)ChatGPT/Claudeにフォルダ・検索を足す拡張フリーミアム(月額+買い切り)月商 $3,700・累計$4.2万Indie Hackers
BlackMagic.so(海外)X(旧Twitter)の分析拡張サブスク $8/月〜月商 約$3,000Show HN
iDM(国内)Instagram DMを自動化するツールサブスク 月額数千円月商(MRR)約30万円ShiftB(本人)
CSS Scan(海外)任意要素のCSSをコピーする拡張買い切り $69累計 約$10万Indie Hackers
Learning Next(国内)プログラミング学習サイト(Cursorで開発)月額サブスク初週 約3万円note(本人)

※ 円換算は1ドル=150円での概算です。金額は本人の公開値で、集計の前提(月商/累計/初週)が事例ごとに異なります(2026-07-18時点)。

国内の3事例(IsTalk・iDM・Learning Next)

海外の速報サイトが拾わない国内の実例を厚く見ます。共通するのは、全員が自分の実体験の課題を出発点にしている点です。

IsTalk(けい さん)は、会話(トーク)を分析するスマホアプリを、AI開発エディタCursorを使って個人開発しました。本人の公開記事によれば、iOS/Android合計で60万ダウンロード超、有料サブスク登録者4,600人超、月のサブスク売上は広告収益と合わせて約250万円、App Storeランキング1位も獲得(2024年10月時点の本人公開値)。本人は「昨今のAI時代が私の(プログラミングへの)苦手意識を変えてくれた」と書いており、AIコーディングが個人開発の敷居を下げた象徴的な事例です。ただし本人も明記するとおり250万円は売上であって利益ではありません(広告費・手数料等を含む前の数字)。

iDM(ぶべ = 立川修平 さん)は、Instagramのダイレクトメッセージを自動化するチャットボットツールを個人開発し、月30万円弱のMRR(月間経常収益)を公開しています。自身のInstagram発信で「こういうツールがあれば楽なのに」という実体験から作り、海外の競合が月額$99〜$299のところを月額数千円で提供、口コミで広がりました。IsTalk(250万円)とLearning Next(後述)の中間で、国内の「現実的な中位」の実例と言えます。

Learning Next(とまだ さん)は、未経験からエンジニアになった開発者がプログラミング学習サイトをCursorで開発し、2025年6月のリリースから1週間で約3万円の売上を公開しました(初週の売上で、月次の継続収益ではありません)。250万円級とは対照的な「小さく始めた現実的な初速」で、これから伸ばす途上の事例です。3万円をどこまで伸ばせるかは、この先の課金設計と継続にかかっています。

海外の5事例(GMass・Closet Tools ほか)

海外の個人開発では、Chrome拡張やニッチSaaSで月数千〜十数万ドルに達する例が多く公開されています。

GMassはGmailから一括メール送信できる拡張(実質SaaS)で、月$7〜20のサブスクにより本人が「月商 約13万ドル(約2,000万円)」と公開(記事タイトルは公開当時の$11.5万/月、本文で現在は約$13万/月)。収益化は公開の約1年後で、1万人の有料ユーザーを目標に積み上げました。Closet Toolsはフリマ(Poshmark)出品を自動化するツールで月$30・月商 約$3.8万。開発者は本業を持ちながら$12k MRRに達して独立しました。「顧客がそれを使って稼ぐ道具」である点が強い事例です。

Easy FoldersはChatGPT/Claudeにフォルダと検索を足す拡張で、公開6か月で月商$3,700・累計$4.2万BlackMagic.so(Tony Dinh さん)はX(旧Twitter)分析の拡張で、3か月で$60/月→さらに5か月で月$3,000まで伸ばし「$400/月で会社を辞めた」と公開しています。CSS Scanは任意要素のCSSをコピーする拡張で、買い切り$69ながら累計 約$10万——サブスクでなくても積み上がる例です。いずれも「派手なアイデア」ではなく、開発者自身が困っていた作業を小さく解いた道具である点が共通します。

稼ぎ方に共通する「型」

8事例に共通するのは、次の3ステップです。読者が真似できるのは、金額そのものではなくこの型です。

STEP 1 STEP 2 STEP 3 実体験の 不便から作る AIツールで 小さく速く作る 課金して 口コミで伸ばす 毎日の困りごとを プロダクトに Cursor等で個人開発 サブスク/買い切りで 少額から課金 例:IsTalk=トーク分析アプリをCursorで開発→サブスク4,600人で月商250万円 例:GMass=Gmailの一括送信拡張を月$7〜で提供→月商 約13万ドル 出典:各本人の収益公開(note / Indie Hackers)。金額は本文・出典に記載。
AIで稼ぐ個人開発の「型」。実体験の不便を、AIツールで小さく作り、少額でも課金して口コミで伸ばす(各本人の公開値より作図・2026-07-18時点)。

自分の"不便"から作る——IsTalkはトーク分析、iDMはInstagram運用、GMassはメール一括送信と、全員が実体験の課題を出発点にしています。②AIツールで小さく速く作る——IsTalkとLearning NextはCursorで個人開発しており、AIコーディングが「作れない」を「作れる」に変えました。③課金して口コミで伸ばす——サブスクや買い切りで最初から有料にし、広告ではなく「実際に役立つから」口コミで広がっています。裏返すと、実像は「AIが自動で稼ぐ」ではなく「AIで速く道具を作り、人が売る」です。

落とし穴:公開額をそのまま真に受けない

公開額の多くは「売上」で「利益」ではない 早見表の金額の大半は月商(売上)で、利益ではありません。IsTalkの250万円も本人が「売上であって利益ではない」と明記しています。ここから広告費・アプリストア手数料(15〜30%)・API利用料・税を引いた手残りは、これより小さくなります。さらに、ここに並ぶのは成功して発信している人だけ=生存者バイアスがかかっており、同じように作って埋もれた大多数は数字を公開しません。個人開発の大半は月1,000ドル(MRR)にすら届かないとも言われます。金額の桁ではなく「実体験の課題を、続く形で解いているか」を読むのが安全です。

だからこの記事の使い方は、金額を夢見ることではなく「型」を真似ることです。あなたが毎日感じている小さな不便を、AIツールで小さく作り、少額でも課金してみる——それが公開事例に共通する、再現性のある入口です。何を使って作るか(AIツールの用途と料金)や、作ったツールのAPI費用は、次のデータページで確かめられます。

DATA ・ 金額と出典で見る
AIで稼ぐ 実例集 — 誰が・何で・月いくら

よくある質問

Q. AIで稼ぐのに、プログラミングやAIの専門知識は必要ですか?

A. 事例の多くはエンジニアですが、IsTalkやLearning Nextの開発者は「AIエディタCursorが苦手意識を変えた」と書いており、AIコーディングツールが敷居を大きく下げています。ゼロ知識では難しいものの、以前ほどの専門性がなくても"小さな道具"を作れるようになったのが、これらの事例に共通する変化です。

Q. 個人がAIで稼ぐと、月いくらくらいが現実的ですか?

A. 本記事の公開値では、初週で約3万円(Learning Next)、月30万円弱(iDM)、月商250万円(IsTalk)、海外では月商数千〜13万ドルと大きな幅があります。ただし上位には生存者バイアスがかかっており、個人開発の大半は月1,000ドル未満とも言われます。まずは月数万円を継続できるかを現実的な目標に置くのが安全です。

Q. 公開されている金額は「利益」ですか?

A. いいえ。多くは「売上(月商)」で、広告費・アプリストア手数料(15〜30%)・API料金・税を引く前の数字です。IsTalkの250万円も本人が「売上であって利益ではない」と明記しています。手残りはこれより小さくなる前提で読んでください。

Q. どうやって最初のアイデアを見つければいいですか?

A. 8事例すべてが「自分の実体験の不便」から出発しています(トーク分析・Instagram運用・Gmail一括送信・フリマ出品など)。市場調査より、自分が毎日困っていることをAIツールで小さく作り、少額で課金してみるのが、公開事例に共通する再現性の高い入口です。

出典

  1. IsTalk(けい)「AppStoreランキング1位と月収250万円を達成したお話」note・本人の収益公開(2024年10月) note.com/keitaaaan/n/n6b4ff16d9835
  2. iDM(立川修平/ぶべ)「月30万円弱のMRRを達成」ShiftB・開発者本人の解説(2026年4月6日) shiftb.dev/articles/indie-dev-success-stories
  3. Learning Next(とまだ)「Cursorで作った個人開発アプリ 初週約3万円」note・本人の実体験(2025年6月) note.com/tomada/n/n2b5898ca86d7
  4. GMass「月商 約$13万」Indie Hackers インタビュー indiehackers.com/interview/how-i-hit-115k-mo-…
  5. Closet Tools(Jordan O'Connor)「月商 $38k」Indie Hackers ポッドキャスト indiehackers.com/podcast/187-jordan-oconnor-of-closet-tools
  6. Easy Folders「公開6か月で月商$3,700・累計$4.2万」Indie Hackers indiehackers.com/product/easy-folders/…
  7. BlackMagic.so(Tony Dinh)「月$3,000/$400で退職」Show HN(Hacker News) news.ycombinator.com/item?id=29803817
  8. CSS Scan「買い切り$69で累計 約$10万」Indie Hackers indiehackers.com/product/css-scan/…

本記事は掲載時点(2026年7月18日)で各事例の本人による収益公開・報道を確認してまとめたものです。金額は本人の公開値(多くは「売上」で「利益」ではありません)で、集計期間・前提が事例ごとに異なります。円換算やドル建て金額は概算で、為替は変動します。特定の手法・サービスの成果を保証するものではなく、投資・副業の助言ではありません。